医院の心がけ

医院の心がけ

  1. 子どものことはまかせていただける信頼される診療所をめざします。
  2. 正しい診断、正確な治療をめざします。
  3. 当院でできないことはその領域の専門家にご紹介します。
  4. 患者さんとご家族が納得いくまでわかりやすくお話しします。
  5. こどもたちが楽しく診療が受けられる環境づくりをしていきます。
  6. すべての人に優しく、人の痛みが分かり、常により人を思いやる心を持つことをめざしています。
  7. ひとつの専門に偏重せず、幅広く診察いたします。小児耳鼻科、小児心理、アレルギーなど特に関心を持っております。
  8. 日ごろより医学の情報に遅れないように勉強いたします。

 

院長のプロフィール

  • 第66回医師国家試験合格
  • 順天堂大学小児科入局 小児科研修開始
  • 順天堂大学医学博士取得
  • 順天堂大学小児科退局
  • 順天堂大学耳鼻咽喉科入局耳 鼻科研修開始
  • はるやま小児科開設

 

診療の心構え

開業してから、多くのことを子供さんから学ばせていただきました。

小児科は診療範囲が大変ひろく、いつも学び、研究心を持ち続けませんと医学の進歩についていけなくなります。最悪皆さんにご迷惑をおかけいたします。

大学では小児免疫アレルギーを専攻し、川崎病の研究をしておりました。

臨床は喘息、アトピー性皮膚炎などの免疫アレルギーの研究グループに属しておりました。アレルギー学会認定アレルギー専門医です。

小児科研修をはじめてすぐに気が付きましたが、小児科の外来の診察をしていますと、小児耳鼻科の知識がいかに必要かと感じるようになりました。しかし小児科での耳鼻科の経験を積むことも限られておりました。その気持ちは変わらなく、医師になりついに、10年目を過ぎて小児科を辞めて順天堂大学耳鼻科に再度入局いたしました。その後は、約三年間大学に在局いたしました。大変貴重な耳鼻科研修期間でした。このときの経験が今でも大変役立っております。

実際、 臨床現場の例として、長引く鼻水、夜や朝のせきがなかなか改善しないということをよく聞きます。小児アレルギーと小児耳鼻科の立場から考えますと、鼻,気管支アレルルギーと副鼻腔炎によることが考えられます。季節によっても多少異なりますが、このような場合は鼻の処置と気管支の治療がポイントと考えられます。

小児中耳炎のお話をいたしますと、中耳炎で病院にかかる年齢のピークはアメリカは1~2歳といわれております。一方、日本では4才~5歳ごろといわれて言われております。(アメリカでは小児科医は発熱時には中耳炎のチェクは必須です。日本は痛みを訴えられる4~5歳が多くなるといわれております。最近は小児科の先生も発熱時中耳炎をチェックされますが、まだ一般的ではありません。当院は発熱時には積極的に中耳炎を疑い診察いたします。

中耳炎の治療はガイドラインに沿って適切に治療を行ないます。

小児診療の基本は耳、鼻、のど、胸、 腹部をくまなく診察し、発熱以外には、注意点としては常に全身状態(食欲、顔つき、元気度)に気を配りながら診察することを基本に考えております。

食事アレルギー、アトピー性皮膚炎、ぜんそくなどのアレルギー疾患を専門としております。アレルギー診断の検査は血液検査、皮内テストが主に行なわれますが、検査のみ依存するのではなく、これまでの食事の経過と症状など参考にしてより診断たします。時には食事経口負荷試験も参考にいたします。

子供さんの怪我、やけどには消毒、ガーゼを行なわないうるおい療法をいたします。(サイト1)

最近数年、予防接種事情は大きく変わりました。これの対応はみなさま本当に大変です。生後早めにワクチン情報をわかりやすく説明いたします。当院のお勧めサイトを紹介いたします。(サイト2)

学会、研修会に積極的に参加し自己研修を心がけております。

これは臨床経験から得たことですが、案外多いお母様たちの片頭痛も関心を持っております。

小児の問題行動、多動、不注意、言葉の遅れなど 神経発達、心身症などにも関心を持っております。小児精神発達などの適切な治療とアドバイスを心がけております。

さらに、育児支援、夜尿症、肥満、低身長、甲状腺疾患などの内分泌疾患も配慮いたしております。

しかし、個人の開業医でありますので限界もあります。対応困難時は専門医療機関をご紹介いたします。

外来診療の基本姿勢

私どもがいつも心がけている点は良質な医療を提供しようとしている点です。

  • 清潔で明るい院内環境を作るように努力します。
  • 待ち時間を少なくするため、ネットで診察順番を予約できます。
  • 病状、治療方針を出来るだけ分かりやすくていねいに説明いたします。
  • 院内感染をさけるために複数の隔離室をそなえております。
  • 過剰な検査や投薬はなるべく避け、患者さまと良く話し合い治療方針を決めていきたいと思います。
  • 小児疾患を小児と小児耳鼻科の立場から診察いたします。(お子様は耳鼻科処置を同時に必要とする事が多いため、ご両親と話し合い、耳鼻科処置も併用していきたいと考えます。これにより合併症を防ぎ、投薬量も減らせるものと考えます。)
  • 複雑なワクチンにお悩みの方は遠慮なくご相談ください。
  • 育児のお悩み、突然の発熱のときの対応や、いかに重い病気を早く見抜く方法をお話いたします。(日ご ろからご両親と情報の共有が大事かをご説明いたします)
  • 小さいながらもキッズスペースや模型電車(Nゲージ)を設けるなど、飽きない待ち時間を過ごせるようにいたしました。

院長のこだわり

私がまだ研修医のころ多くの風邪の子供さんが耳、のど、鼻に悩まされていることに気づきました。

小児耳鼻科の問題を先輩医に聞いても納得いく答がなかなかなく、初めは自分でなんとか処置しておりました。中耳炎の所見は直接鼓膜所見を診なければなりません。

耳垢(みみあか)ありますと中耳炎の診断ができません。これでは自分にも納得いかなくなりました。さらに患者さんにも大変迷惑です。この思いはますます強くなり、意を決して順天堂大学の耳鼻科に入局しました。

(医師が大学の医局を変えることは大変なことなのです)また約三年間研修医です!!

小児科とは異なる別の立場から多くの臨床経験をいたしました。小児の風邪などの病気はむしろ小児耳鼻科の知識が多く必要です。

長い臨床経験からいわゆる風邪に対してのある程度の自分なりの治療スタイルを確立いたしました。

最近、アメリカで小児中耳炎の治療方法のガイドラインが発表されました。日本では耳鼻科医が関与しておりますが、アメリカのガイドラインは小児科が担当し発表しております(小児中耳炎治療ガイドラインは2013年に改定されました)

心理発達は近年注目されております。

多動、不注意など園、学校生活に困りの方はご相談ください。効果が期待できる薬が発売されております。